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耐久性向上(長寿命化)

9月 11th, 2011 カテゴリー 長寿命化リノベーション

目的:住まいの長寿命化

住まい長持ち・長寿命化リフォーム30年で建て替える考えは低炭素社会の実現には反します。高度成長期は「夢」の時代でした。夢から醒めた今「もったいない」の気持ちを今一度、蘇らせなければならないのでしょう。たとえば、浴室のリフォームではユニットバスに変われば、とても綺麗になって気持ちいいものです。しかし大事なのは土台や柱の交換、補強です。ここを適当にやれば「耐久性向上」にはなりませんね。お部屋でも同じです。せっかくですから外壁や窓まわりのの下地板を少しでも剥がして確認しておきましょう。

基礎の改修工事|補強工事参考費用

既存の布基礎補強  単位 参考
単価
鉄筋布基礎による補強 5m未満ケミカルアンカー4本/m 地業共 掘削、すき取り別途、埋戻し費用別途 ケ所 85,500
5m以上ケミカルアンカー4本/m 地業共 掘削、すき取り別途、埋戻し費用別途 16,800
鉄筋コンクリート布基礎W120mm    施工規模10m未満 地業共 掘削、すき取り別途、埋戻し費用別途 ケ所 154,000
施工規模20m未満 地業共 掘削、すき取り別途、埋戻し費用別途 14,800
施工規模30m未満 地業共 掘削、すき取り別途、埋戻し費用別途 13,400
施工規模30m以上 地業共 掘削、すき取り別途、埋戻し費用別途 12,800
鉄筋コンクリート布基礎W150mm    施工規模10m未満 地業共 掘削、すき取り別途、埋戻し費用別途 ケ所 188,000
施工規模20m未満 地業共 掘削、すき取り別途、埋戻し費用別途 18,200
施工規模30m未満 地業共 掘削、すき取り別途、埋戻し費用別途 16,500
施工規模30m以上 地業共 掘削、すき取り別途、埋戻し費用別途 15,700
独立基礎  木造床基礎 150mm角 地業共 掘削、すき取り別途、埋戻し費用別途 ケ所 4,750
木造床基礎 200mm角 地業共 掘削、すき取り別途、埋戻し費用別途 ケ所 5,800
束石据付け  150×150×120mm  手間 ケ所 880
200X200X180mm 材料 ケ所 990
土間コンクリート    無筋 厚60mm地業込み 掘削、ずき取リ費用別途 3,800
無筋 厚100mm地業込み 掘削、ずき取リ費用別途 4,800
有筋 厚120(ワイヤーメッシュ)地業込み、掘削、すき取リ費用別途 7,030
※防湿フィルム0.1mm敷込み加算額 220
土間防湿処理 防湿フィルム砂押え 860

価格には消費税は含みません。参考価格です。予告無く変更される場合があります。付帯工事費が加算される場合があります。

基礎の改修工事|フィブラシート工法

耐震化リフォーム|耐震化向上住まい長持ち・長寿命化リフォーム基礎は既存部分とのバランスが大切です。建物を支える重要な部位ですので、基礎の改修を行う場合は地盤や既存の基礎形式と現状を把握して、建物の改修内容とのバランスを検討した改修を行うことが大切です。鉄筋のない無筋コンクリートの基礎を補修する時は、見える部分の基礎のクラックの有無にかかわらず、鉄筋コンクリートで、増打ち補強する良いでしょう。鉄筋コンクリート造の基礎にクラックがある場合は、樹脂セメントなどの充墳による補強と高強度繊維を接着剤で貼り付ける補強などが行われます。
基礎の改修は、建物の耐震改修を行うことをきっかけにすることが多いようです。しかし、建物の耐震診断結果と地盤状況によって、基礎補強を行う範囲と新設が必要な範囲を判断する必要があります。
補強によって基礎の強度は改善されるでしょうが、構造計算による数値的な判定ができない、出しにくいのも事実です。
増築の場合は、増築形態にもよりますが、既存基礎と構造的に分離する方法と既存基礎との一体化を計る方法が考えられます。既存建物の挙動と増築建物とがバランス良く一体化できない場合は、構造的に分離たほうが良いでしょう。

基礎の補強工法:フィブラシート工法

フィブラシートとは
高強度、高弾性のアラミド繊維を1方向や2方向、メッシュ状に編んだシートです。コンクリートの表面にシートを樹脂で含浸させながら貼付けることにより、既存のコンクリート構造物を補強・補修することができます。

フィブラシート工法
アラミド繊維で織り上げたフィブラシートを構造物の表面に樹脂を含浸させながら貼り付けて、繊維強化プラスティック(AFRP)を形成し、コンクリート等の構造物を補強・補修します。使用するシートは、1方向、2方向、メッシュタイプなどがあり、それぞれに向いた用途があります。

フィブラシート フィブラシート施工風景 フィブラシート トンネル天井

 

構造部分(木造)の点検リフォーム時期

9月 16th, 2011 カテゴリー 維持管理, 長寿命化リノベーション

住宅各部の主なリフォーム点検項目と点検時期の目安とリフォーム・取替えの時期の目安について掲載しています。 

点検部位 主な点検項目 点検時期の目安 更新・取替えの目安
構造部
布基礎 割れ、蟻道、不同沈下、換気不良 5 ~6年ごと  
土台、床組 腐朽、さび、蟻害、床の沈み、きしみ 4~5年ごと 床組は20 ~30 年位で全面取替えを検討
柱、はり 腐朽、破損、蟻害、割れ、傾斜・変形 10~15年ごと

 

壁(室内側) 割れ、雨漏り、目地破断、腐朽、蟻害、さび 10~15年ごと  
天井、小屋組 腐朽、さび、はがれ、たわみ、雨漏り、蟻害、割れ 10~15年ごと  
階段 沈み、腐朽、さび、蟻害、割れ 10~15年ごと  

(住宅金融公庫「住宅維持管理履歴簿」より掲載)

住宅構造部分の維持管理は、「家」の財産価値の維持向上に最も大切な部分です。耐震診断や耐震補強とともに点検修繕を適切に行うことが大切です。

家の財産価値向上

9月 14th, 2011 カテゴリー 家の価値向上, 長寿命化リノベーション

 住まい長持ち・長寿命化リフォーム古く、日本の住宅は暮らしの変化に合わせて改造され、何世代も住み継がれていました。住宅は、その「家」の資産でありながら、社会資産でもあったのです。しかし、現在は耐久消費財化し、年を経るごとに資産価値が減少していくようになってしまいました。築30年もすれば「建て替えましょう」と言われてしまいます。これは日本の「木」と「紙」の文化にも影響されているでしょう、「いずれは土に帰る」です。また「高度成長期」のスクラップ&ビルドで建築された住宅に対する「資産価値」の不足も上げられます。大きくは、この2つが資産価値を向上させるための改修の障害になっているのではないでしょうか?

家の価値向上 必ずやりたい三つの向上改修

その一:耐震化向上

耐震化リフォーム|耐震化向上3.11に震えた記憶は少し薄らいだでしょうか。耐震化は、費用対効果を検証する事と、「生命財産の保護」との狭間で、耐震化に費用を掛けないお宅はとても多いです。ここでも「自然には勝てない」多くの日本人の特性が現れます。しかし、倒壊だけは防ぎたいものです。あるいは、できるだけ安全な部屋を一部屋でも造っておきたいものです。シェルターまでとは言いませんが、この部屋に逃げれば命は助かる可能性が高くなる部屋があると良いと思います。財産も大切ですが、まず「命」です。

その二:耐久性向上(長寿命化)

住まい長持ち・長寿命化リフォーム30年で建て替える考えは低炭素社会の実現には反します。高度成長期は「夢」の時代でした。夢から醒めた今「もったいない」の気持ちを今一度、蘇らせなければならないのでしょう。たとえば、浴室のリフォームではユニットバスに変われば、とても綺麗になって気持ちいいものです。しかし大事なのは土台や柱の交換、補強です。ここを適当にやれば「耐久性向上」にはなりませんね。お部屋でも同じです。せっかくですから外壁や窓まわりのの下地板を少しでも剥がして確認しておきましょう。

その三:安全性向上(バリアフリー化)

バリアフリーリフォーム家庭内事故は思いのほか多いものです。高齢化してゆくことで更に対策が求められます。段差や温度差など物理的な安全対策と緊急時通報などコミニケーション手段も必要でしょう。

最初は以上三つが行われればOKですね。つづく