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インテリアイメージについて

9月 12th, 2011 カテゴリー コラム

重厚感のあるイメージ

クラシック調の家具や重厚感のあるインテリアが好みの場合は、床の色をダークな色調にします。フローリングの場合はダークブラウン系などのような濃い色調のもの、カーペットの場合もダークグレイッシュなものにすると、どっしりとした安定感があらわれます。巾木などもその色調に合わせ、腰壁にする場合も同じ色調の羽目板にするとトラディショナルな雰囲気になります。また、壁面のクロスは織物が好ましいのですが、たとえビニールクロスの場合でも「織物調」にすると質感があらわれます。壁面も真っ白のものよりも、やや明度を抑えた色調にすると落ち着いた雰囲気になります。照明やドアノブなどの金物類はシルバーよりもゴールドの方がクラシックな印象です。同じ室内に金物が複数あらわれる場合は(たとえばドアノブ、照明のフレーム、目地棒など)、すべての色を同じ色に合わせると空間がまとまるので広がり感があらわれます。

ナチュラルなイメージ

自然らしさが感じられるように、本来の木の素材色がそのまま現れるようにします。フローリングは明るい色調にしますが、節のある荒々しいものは野性的で粗野なイメージ、柾目のものは穏やかな印象など、木目の柄によって印象が異なります。壁面は、真っ白ではなく生成り色やアイボリー、オフホワイトなど、ほんの少しだけ黄みを感じる程度の白が、やさしくナチュラルなイメージです。カーテンや椅子の張り地などのファブリックス類は、ツルツルとした光沢のあるものは避け、綿や麻などのざっくりした素材感のものにし、濃い色は避け、明るいグリーンやブルー系にすると爽やかで、清々しい印象がつくれます。

都会的なイメージ

白と黒、グレーなどでまとめたデザインは、モダンな印象です。施主の好みがこのようなシャープなデザインなら、無彩色を基調にします。このイメージでは、家具の形は曲線よりも直線のもの、素材はガラスやスチールなどが多くなりますので、木質系のものも、できるだけ本来の質感を抑えるようにします。たとえば、黒や非常に濃い茶系、逆に白く塗装を施したものなど、コントラストを利かせた色づかいで無機質な雰囲気にするのです。
そのようにしても、本来の温もり感を失わないのが木材の不思議なところです。だからたとえ、クールでモダン、シャープなデザインでも、住空間の場合は特に、コンクリートの打ち放しよりも木質系が好ましいというのが私の持論です。また、このような色みを抑えた無彩色を基調とした場合、金物類はゴールドよりもシルバーの方がしっくりと馴染みます。

女性的なエレガントなイメージ

ピンク系や紫系統の淡い色調の部屋には、黄みのつよい木目は控えます。床のフローリングなどは、白木やグレイッシュな塗装を施して、黄みの印象を弱めることです。また、木目の柄についても、節のある荒々しいものは優しい印象を損なうことになりますので、あらかじめ、施主の好みや手持ちの家具のイメージがわかったならば、使用する内装材も配慮するとよいでしょう。
壁装材などは白だけでなく、グレーやパープル系などをアクセントウォールにしても変化がでます。ただし、ざっくりとした質感のものではなく、比較的、表面が平滑なものの方が優しい印象を損なうことがありません。また、光沢のある質感の壁装材をコーディネートしてもまとまります。このように、デザインの特徴を写真などと一緒にスクラップしておくと業者との打合せにも役立ちます。

インテリアイメージ分類の一例

9月 12th, 2011 カテゴリー コラム
①重厚感のあるイメージ
【ダンディ・クラシック】
  【ダンディ】 おしゃれで風格のある男性に似合う様な女性的なエレガンスと対をなすイメージ。
直線をベースにシャープですっきりまとめ、かつ重厚感ある雰囲気。
鈍く暗めのトーンを中心にコントラストの低い配色。
茶、黒やグレーなどダークな色で渋くすっきりと機能的に仕上げる。
素材 インテリア:レザーや厚手のツイード、カシミヤ、ウール。建材:ダークオーク材、大理石、御影石、レザー調。
  【クラシック】 日本の場合ヨーロッパ風のインテリア空間を指します。深味のある色、はっきりした柄、格調高い雰囲気。
全体に彩度の低い落ち着いたトーンで構成。
暖色系で暗めの深みのある色を基調に、極端なコントラストをつけないようにする。
素材 インテリア:金・銀・シルク・ベルベット・レザー、アンティークな雰囲気。
建材:くるみ・オーク・マホガニーなど固く木目の美しいもの、アイアン、レザー。
②ナチュラルなイメージ
【ナチュラル】
  【ナチュラル】 自然素材を意識した温かみのあるインテリア。
自然の色を基調色とし、柔らかく落ち着いたトーンを使用。
モノトーンも人工的な白ではなく、生成り色やアイボリー、オフホワイトなど自然の中にある色調。
コントラストの弱い類似色を使う。
素材 インテリア:麻や木綿などの自然素材。竹や籐など素材の質感を生かした物。
建材:ライトオーク、メイプル、カーペット、木製のカーテンレール、白熱灯。
③都会的なイメージ
【モダン・シンプル】
  【シンプル】 装飾を極力なくし洗練された雰囲気のインテリア。
白にベージュ・グレーなど、色合いを押さえた色。
金属のメタリック感やガラスの透明感。
素材 インテリア:直線基調で軽快感のある、機能的でシンプル、装飾的では無いもの。
建材:ガラスや金属、強化プラスチックなど無機質的な素材。
  【モダン】 クールな感覚、すっきりしてシャープなインテリア。
都会的な雰囲気にほどよい居住性を加味したイメージ。
青系統をメインカラーとし、暖色系のダークトーンやグレイッシュトーンを組み合わせる。
クールなイメージに温かさを加えたスタイルです。
白・黒・グレーに対して、彩度の高い色を1色を合わせてコントラストをつける。
素材 インテリア:デザイナーズ家具のような都会的でモノトーンを基調としたシンプルなフォルムを持つもの。ブラインドやロールスクリーン
建材:レザー、メタリック・タイル・石・スチールやガラス、金属など人工的な素材。固くて無機質な材料。
④エレガントなイメージ
【エレガント】
   【エレバント】 優雅で、さりげない品の良さ、洗練された穏やかな女性的なイメージ。
色彩は甘さを抑えたピンク系や紫系統のやさしいく落ち着いた中間色。
ライトグレイッシュやクリームなどを加えて大人のイメージを加味し、
アクセントにゴールドと白で優雅さを加えます。
素材 インテリア:工業製品の素材は避け、高級感のある繊細なフォルムを持つもの。緻密な織の天然素材のファブリック(シルクなど)
建材:冷たい無機質な材料ではなく、すっきりとした木目のもの。ベージュ系の石、タイル。
⑤ポップなイメージ
【カジュアル】
   【カジュアル】 明るく自由、気軽で開放的、若々しいイメージ。
白やオフホワイトをベースに赤やオレンジ、黄色、緑など強い色をアクセントに使い、
リズム感のある配色を。
素材 インテリア:明るい色味の家具、スケルトンやプラスチック、木綿、インド綿など。丸みのある形や遊び心のあるデザイン。
建材:石、タイル、アクリル、メタル、スティール。